会社分割 事例

新設分割-債権者保護手続省略-

X社を分割会社,Y社と新設会社として,新設分割の登記申請を行いました。

分割計画書では,優良事業の権利義務をY社に承継させ,分割会社X社が承継債務について重畳的に債務引受するとされていましたので,債権者保護手続が不要となり,短期間で分割の手続をすることができました。

新設分割-第49条適用の分割型分割-

X社を分割会社,Y社と新設会社として,新設分割の登記申請を行いました。

新設分割の場合,新設会社の株式は分割会社に割当てられますが,当該株式を分割会社の株主に剰余金の分配により配当する方法を分割型分割といいます。

分割型分割には会社計算規則の第49条型分割と第50条型分割という方法がありますが,今回は49条型分割でした。
*50条型分割の場合は分割会社の資本金の額の減少を同時に行う必要があります。

吸収分割と吸収合併

A社が吸収分割承継会社で,B社が分割会社とする吸収分割登記と,同日効力が発生する,A社が存続会社でC社が消滅会社とする吸収合併の登記申請を同時に行いました。

債権者保護手続や契約書等各書類の作成,期日管理など合併と分割それぞれに手続が必要なものと一緒に行ってよい手続などを把握し,手続に漏れがないよう細心の注意が必要です。