担保抹消 事例

承継前に完済した住宅金融公庫の抵当権抹消

Aさんから抵当権を抹消の依頼がありました。
住宅金融公庫の抹消書類一式を持参されていましたが,10年前(不動産登記法改正前)に完済していたが抹消登記をせずに放置していたとのことでした。

完済後10年の間に不動産登記法改正により添付書類が変更になっていたり,住宅金融公庫も住宅金融支援機構になったりしていましたが,住宅金融支援機構に不足書類を準備していただくよう依頼し,抵当権抹消登記を申請しました。

住宅金融公庫から住宅金融支援機構への承継前に完済されていましたので,抵当権移転登記は不要で,登記原因証明情報(平成19年3月31日放棄),資格証明書,委任状を添付しました。なお,権利義務承継証明書は添付省略できます。

第一銀行の根抵当権抹消

昭和43年に設定した第一銀行(現みずほ銀行)の根抵当権登記の抹消依頼がありました。

みずほ銀行に抹消書類の準備を依頼したところ,抹消登記に必要な当時の登記済証がすでに返却済で無いとのことでしたが,第一銀行からみずほ銀行(第一勧業銀行)への合併による根抵当権移転登記が必要でしたので,当時の登記済証は不要で,根抵当権移転と抹消の委任状,第一銀行からみずほ銀行への変遷が分かる登記事項証明書,現在の代表者事項証明書を準備してもらい登記申請しました。

抵当権者の資格証明書期限切れと代表者の交代

住宅ローンを完済したAさんから抵当権抹消の依頼があり,抵当権抹消に関する書類を持参されました。しかし,抵当権者から抵当権抹消書類を受領したのは8箇月前だったということで,抵当権者から預かった抵当権者の資格証明書の期限(発行から3箇月)が切れてしまい,抵当権者の代表取締役も変更になっていました。

期限切れになっていると必要書類を再度取り寄せなければなりませんので,抵当権抹消書類を預かられましたら手続きはお早めに。