財産管理 事例

グループホーム入居でお金の管理が心配

Aさんは単身でグループホームに入居されていました。
全財産をグループホーム内に置いておくのも不安ということとグループホーム内のお友達がお金を要求してくるという理由で,当職に財産管理を委任されました。年金の入金確認や出金,グループホーム利用料の支払い,生活費の受渡しなど。
財産管理はスムーズに行われていましたが,財産管理契約から5年後,認知症の症状が見られるようになり,特別養護老人ホームを併設する別のグループホームに転居され,その後,症状は悪化の一途をたどりましたので後見開始の申立をしました。
財産管理から関わっていましたので,認知症の症状がでても円滑に法定後見に移行できました。